生きていることが奇跡な気まぐれ日記

ガンカンジャーとなって10年以上。ガンカンジャーの気まぐれ日記です。

がん発覚

私の闘病日記でもあるので記録のためにガンカンジャーの歴史をつづります。

アレ、おっぱいにしこり

2007年の春だったかな。

山田邦子さんが乳がんを発表された時期だったと思います。

ワイドショーで自己検診のやり方が出てました。

ちょっと気になって自分でもやってみたんです。

そうしたら、何かしこりのようなものがあるじゃないですか!!!

あれれ?と思いましたよ…まさかねって…

がんだったら美人薄命?なんて冗談で思ったりしつつ不安はありました。

この時、乳がんって何科を受診すればいいの?と思いました。

内科…じゃないよね…婦人科かなぁ~と乳腺外科というものの存在を知らなかったんです。

それでもググって乳腺外科にたどり着きました。

乳がん検診

某病院に乳がん検診を申し込むと2か月待ちといわれ驚いていると電話口で受付のお姉さんが何か症状があるのかと聞いてくれたので「自己検診でしこりがあるようなんです。」と伝えたところ…

2か月待ちが1か月待ちになりました。

それでも1か月も待ちましたけど…(〃艸〃)ムフッ

そして、1か月後…乳がん検診を受けました。

触診ののち、マンモグラフィ検査を受け、エコー検査をしました。

その時にすでに顔つきが悪いといわれ、浸潤性の乳がんであることを言われました。

がん細胞の検査をするために針生検をしました。

これがまた痛いのなんの…麻酔をしているのですががんには麻酔が効きにくいらしくめっちゃ痛くて泣きました。

まぁ、がん宣告のショックもあったのでしょうけど…

針生検後、ある程度落ち着くまでベッドで休ませてくださったのが助かりました。

がん告知

検査当日にすでに告知されて病名を伏せるという選択はありませんでした。

まぁ、ひとりで検診に行ったので隠す余地はなかったのかもしれませんが…

その時すでに乳がんは早期発見できれば治るがんと言われていたので告知も当たり前だったのかもしれません。

私自身も隠されるよりは知りたいほうなのでよかったのですが…

告知された後は、治療法ですよね。

しこりが少し大きいこととギリギリ若年性乳がんということで早めに決めて治療に入ることを言われました。

とりあえず、抗がん剤で腫瘍を小さくして摘出手術をすることになりました。

最初に抗がん剤をすることでがん細胞に抗がん剤が有効かどうかを確認することができるためでもあると説明を受けました。

がん治療開始

抗がん剤治療の前に腋窩リンパをいくつか摘出しがん転移がないかの検査をするために手術を受けました。

これがまた、局所麻酔での日帰り手術だったんです。

好奇心旺盛な私は、局所麻酔での手術にドキドキわくわく。

麻酔が効いているので全く痛みはないのですけど、感覚はあるんです。

感覚があるから肉を切り開いている感覚があるんです。

不思議な感じです。

自分が肉をさばいている感覚を自分の体で感じるんですから…それを冷静に感じているのも変態ですよね。

リンパ節の検査は白だったので転移はないだろうとのことでした。

 

その後、抗がん剤を投薬するためにポートというのを体に埋めました。

これも局部麻酔で鎖骨下から管を大静脈に入れてそれにつながる点滴針を指すためのポートを埋め込む手術でした。

が、私自身の血管がちょっとむつかしい配置になっていたようでなかなか入らず結局手術中止でポート挿入失敗。

痛み損です。

しかし、ポートを入れる必要はあるので別日に下腹部への挿入ということになりました。

この時も先生いろいろやらかしてくれたみたいですけど…かなり出血したので…(;^_^A

それでも無事ポート挿入ができて抗がん剤治療開始となりました。

しこり発見から、抗がん剤投薬までにだいたい半年近くかかったかなぁ。

 

お金もかかるし病気になるって不経済なんだと実感しました。