生きていることが奇跡な気まぐれ日記

ガンカンジャーとなって10年以上。ガンカンジャーの気まぐれ日記です。

検査結果(2020/03)

まだまだ闘病遍歴は終わってませんが…
記録のために、最近のことも書いていきます。

抗がん剤も効かなくなってきたのと時期的にも検査をしましょうということでCT検査と頭痛が頻繁だったのでMRIも併せてしてきました。
今日はその結果と今後の治療について相談してきました。

MRIの結果は…

まずは、頭部MRI
初めて受けたときは、これが噂のガンガン検査かぁ~と思いましたが今ではただただうるさい検査だと思うほどになれてしまいました(笑)

耳栓をしていても本当にうるさいんですよね~
あの音が磁場を発生させて画像を撮影してるんですよね~
不思議な検査だなぁ~といつも思いますが私の好奇心はそんなことばかりに向いてしまいます。

で、検査結果としては特に異常もなく、脳の萎縮も年相応で問題ないとのことでした。
年相応…危険な響き…(;^_^A

乳がんは脳転移も少なからずあるようなので頭痛持ちの私も定期的に検査を受けています。
しかし、今まで影がみられるとかそういうのはないので安心しました。

CTの検査結果は…

そして、本命の検査は造影剤ありのCT検査の検査結果です。
前回の検査でも悪化してますと言われましたが、今回も悪化してました(T_T)

もともとあった、がん性胸膜炎については変わりなし。
胸水も少しあるけど前回から著しく悪くなったりはしていないみたいです。

懸念されている肝転移については悪化していることが指摘されました。Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

肝転移が拡がっていて、前回はポツポツと小さな変異がいくつか見える程度だったのですが…
今回は、大きく広がってぼや~と映っていました。

その影響で、肝臓が腫れているらしく胆のうや胆管を圧迫していて、特に胆管は圧迫されることで細くなり、胆汁が出にくくなっているようです。
胆汁が出にくくなっているので胆のうが膨れた状態でそれに伴い圧迫されていない胆管も押し広げられているようです。

先生の説明がわかりにくく何度も聞き返しちゃいましたけど…(;^_^A
だって胆管が拡がって胆汁が出にくくなってますとか言うんだもん。
管が拡がったら普通余計に流れるとか思うだろうに…全く、素人への説明の仕方本当に下手なんだよね。
私の主治医…東大出てて頭はいいんだろうけど…(-_-;)

胆汁の管理としては、針さして抜くかなぁ~という風に言われたのだけど…
ちょうど「神様のカルテ」を見た後だったのでステントでの方法も聞いてみた。
消化器の専門医と相談してないから何とも言えないけどそういう方法もあるとのことでした。
何がいいのかは専門医と相談して決めますとのことだったけど…

私自身としては、体に必要なものを流れないから抜いてしまおうという安易?な発想はしてほしくないのです。
その結果、去年半月も入院する結果になったので…
腹水もただ抜くだけでは、体に必要な栄養素も一緒に抜くことになり回復にとても時間がかかったり、予後が悪かったりします。
私も予後は悪くて立てない、歩けないほどの体力の減退や脱水がありました。
でも、ちゃんと腹水治療専門の病院で抜くと体に必要な栄養素のみ戻すので回復が早くて2泊3日の入院で社会復帰できるようです。
今後のために腹水に関してはその病院での治療も考えて診察を一度受けました。

腹水も溜まってきているようです。
自分の感覚でも溜まってきているような気はするのですがまだ抜くほどじゃないかな?という感じなので様子見。
一度、腹水治療の病院で診てもらってもいいかもとも思っています。
検査から、結果報告までに先生方で相談できていないことも多い?ようなのでまた改めてお聞きしようと思います。

転移は肝臓だけでなく、腹膜や卵巣にもあると前回言われたのでそれについてもちゃんと聞いておかねば…
なかなかちゃんと網羅して説明してくれないのでこちらから引き出さないといけないのですよね。
ドラマのような先生はそうそういないよね~と改めて思ったのでした。
悪い先生ではないんですけどね…特に私は小賢しい患者なので面倒なのかもしれません。

今後の治療について…

2020年7月から始めた抗がん剤は、アバスチン+パクリタキセルです。
腹水抜いたりで弱った体でがん細胞が大騒ぎしたときに結構効きました。
おかげで今があるのですが…セカンドオピニオンなどを受けて一時アバスチンだけやめてパクリタキセル単剤でやってみたりの去年でしたが年末くらいには効果がなくなってきました。

なので、薬剤変更のためにいろいろ相談したりしていたのですが…そろそろ打つ手がなくなってきていて…
先生から提示されたのは、イリノテカンとゲムシタビン。
2019年の年末にやったTS1とか、2020年1月にやったネベルビンも一応効果があったのでやってみる価値はあるのですが…腹痛がひどく私のQOLが保てないとその時は中断したんです。
腹水が溜まっていない状況ならもしかしたら腹痛も起きないかもしれないな~とは思っています。
まぁ、一度苦手意識が出ると体が反応してしまいそうなのでこの2剤は先延ばしです。

イリノテカンとゲムシタビンをエゴサーチして薬の副反応なども読んでゲムシタビンを選択しました。
奏効率は低くて8%なので効くかどうかは微妙。
イリノテカンを外した原因は、副反応に黄疸の記載があったから。
すでに黄疸が出ている状況で黄疸が出るような薬は使いにくいかなとの素人判断です。

先生にも相談はしましたけど…私の選択を尊重してくれるようです。

投薬しなかったら残された時間は短いってことも言われました。
まぁ、それは以前から言われてましたけど…去年の7月の段階で年を越せないかもと言われたので。
その私がまだ案外元気に過ごしています。

きっとまだまだ、やらなきゃいけないことがあるんでしょうね(;^_^A

がん遺伝子パネル検査

打つ手がなくなってきているので以前から言われているがん遺伝子パネル検査を再び勧められました。
これは、がん細胞の遺伝子パネルを検査して効果的な治療を判定するために用いられている者みたいです。

私のがん細胞は新たに摘出しないとないので気持ち的にハードルが高いんですよね…
それに今だと肝生検なので…ちょっと怖い…痛そう…

遺伝子パネル検査で必ず効果的な治療法が見つかるというものでもないのですよね。
ゲノム治療をやっているサイトを見ると10~20%くらいの割合と書かれていた。
まぁ、やってみる価値はあるのでしょうけどね…悩むなぁ~