生きていることが奇跡な気まぐれ日記

ガンカンジャーとなって10年以上。ガンカンジャーの気まぐれ日記です。

抗がん剤治療開始②

手術前に2種類の抗がん剤を投薬しました。

抗がん剤

 抗がん剤①のタキソールが終わった後、FEC(フェック)の投薬をしました。

投薬サイクルは、3週に1回だったかなを4クールしました。

アセロラドリンクのように赤い薬液で投薬前に読んだ経験者のブログにはアセロラドリンクが飲めなくなったと書いてありました。

ほんとに赤くて毒々しく感じられました。

この薬は、一生のうちに投薬できる数に制限があるんです。

たしか、7クール(7回)だったかな…なので、私の場合、あと3回分しかありません。

なぜ回数の制約があるかというと、心臓に負担がかかるからだそうです。

ほかの抗がん剤も多少は負担はあるのでしょうが、FECは回数が制限されるほどに心臓に負担をかけるということだと思います。

投薬前にはその説明も医師からされると思いますので疑問があればちゃんと納得してから投薬しましょう。

抗がん剤はどれも劇薬なので劇薬じゃない薬はないので上手に付き合っていきましょう。

術前抗がん剤が終わったのは初夏だったと思います。

術前抗がん剤後、検査してようやく手術です。ここまで1年以上…長かったなぁ~

ここでも副作用が出た

タキソールでも副作用がありましたが…FECでも副作用がありました。

私の場合、FECで脱毛することはありませんでしたが、吐き気がひどくて減薬してもらうほどでした。

投薬当日の夜中、寝ているときに吐き気が…トイレに駆け込むほど…ここでもドラマの主人公のようだ…

と思う余裕はなかったです。

本当に気持ち悪くて…それでも減薬後は夜中に起きるほどの吐き気はなくなりました。

吐き気に関しては、抗がん剤用の吐き気止めもあります。

それを使って投薬と上手に付き合っていくといいと思います。

抗がん剤用の吐き気止めはちょっと高額なので胃腸薬でいったん様子を見ることもありましたが…

結局、胃腸薬でおさまることはあまりなかったですけど…

それでも、私の場合、副作用は少なかったと思います。

それ以外の副作用

私に実際にあった副作用は、倦怠感。生理が止まる。便秘、口内炎、味覚鈍化、手先、足先のしびれ、

爪がはがれやすくなったりもありました。

倦怠感については、検査結果などと照らし合わせたりすることでなんとなく自分の体の変化がわかるようになりました。

生理については、面倒がなくなったと思ったんですよね…(;^_^A

ちょっと困ったのは、便秘とか口内炎、味覚鈍化です。

味覚鈍化は食べたいものがおいしいと感じなくなったりしました。

それでも、その時食べられるものを食べたりしていて案外ジャンキーだったかも…(;^_^A

食べ物は食べたいものを

抗がん剤は、気持ち悪くなることが多いので体にいいものというよりは食べられるものをまずは食べたほうがいいと思います。

実際、私はそうしてました。

体にいい食べ物をすごく勧められると思います。

でも、おいしく食べられないならおいしいと感じるものを食べられるだけ食べたほうがいいと思ってます。

食べることは生きることにつながるから…無理に食べることは食べることが嫌になったりして悪循環になるのでケーキでもアイスでも果物でも…まずは痩せないようにするといいですよ~

そして、気持ち悪いことがなくなったら体にいいものを食べるでいいと思うんです。

といっても、副作用が胃腸に出ることもあるので消化の悪いものは避けたほうがいいのかもって思います。