生きていることが奇跡な気まぐれ日記

ガンカンジャーとなって10年以上。ガンカンジャーの気まぐれ日記です。

とりあえず5年

術後、放射線治療も終わった私の次のステージはホルモン療法です。

私は、術前抗がん剤治療をしていたので術後に抗がん剤療法はありませんでした。

ここら辺は、病状やお医者さんの治療方針で変わるようです。

術後に抗がん剤をする方もいるようなのでどっちがいいかは私にはわかりません。

私としては、取ってしまってから抗がん剤ではその抗がん剤ががん細胞に効いているのかわからないような気がするので術前のほうがいいような気がしますけど…素人判断なのでそこは先生と納得するまで話し合うことが大切だと思います。

ホルモン療法

ホルモン療法として、タモキシフェンを服薬し始めました。

この薬は生理が止まったりして更年期障害のような症状が出るようです。

なぜ、「ようです」なのか…私には自覚症状がなかったから…もちろん生理は止まりましたけど…

生理が止まって楽になった~と喜んだりしてました(;^_^A

そして、夏場だったこともあり、ほてりなどは薬の影響なのか、夏だからなのかわからないくらいだったんですよね~

ということは、副作用が軽かったということですね(笑)

この治療を4年続けました。途中、経過も順調だったので服薬を止めたりしたのですが、3か月程度で生理が再開してそのタイミングで検査結果が悪くなったので服薬を再開しました。

使用する薬は、年齢や閉経の状況、がん細胞の種類などでも違うようなのでやっぱり先生と相談して納得して治療に専念しましょう。

あと少しで5年だったのに…

5年再発がなければ完治と言われてました。

今は、10年かもしれません。一つの目安として5年ということだったのかもしれません。

あの頃はまず5年を目指してたなぁ~

そんな、あと少しで5年の2012年初夏、MRI検査で切除した部位で石灰化がみられ再発疑いで再手術しました。

手術して摘出した病変はがん化していたけど細胞としては死滅していたようです。

この時、再発とは言われなかったけど再発していたようです。

がん細胞が死んでいたから再発とは言わなかったようなんですよね…

ずっと左肩が痛かったんですけど…夏には、胸も痛みだして…ちょうどPET-CTの検査もあったので検査してもらうと胸水が溜まってました。

息苦しさもあったけど運動不足程度にしか思ってなくて…

検査結果は、がん性胸膜炎の疑い。腫瘍マーカーも高い数値を示していたのでほぼ再発確定な感じでした。

あと少しで5年だったのになぁ~残念ですよ。

この時、がん性胸膜炎の予後が悪いって知らなかったんですよね~

再発は残念だけど、薬を変えて治療続ければいいんだよね~って感じでした。

実際、がん性胸膜炎となっても今現在生きています(笑)

 

がんになっていろいろと悩むことはあるんですよ。

再発が続けば体はしんどいしね…治療もめげちゃいそうになるし…

それは当たり前のことだと思うんです。

そうなっても、いつか前を向ければいいと思って今も治療しています。