生きていることが奇跡な気まぐれ日記

ガンカンジャーとなって10年以上。ガンカンジャーの気まぐれ日記です。

がん摘出手術

術前抗がん剤治療が終わった後、PET-CTなどで一通り検査を受けて手術となりました。
生まれて初めての手術。
骨折などもしたことがなく入院なんて縁がなかった私ですが、全身麻酔を使った手術を受けることに…
この時点でなんとなく、ワクワク感があったことは否めません*1ケラケラ

手術だ~

手術当日…一応、立ち合いが必要ということで母親が出てきました。
親戚と一緒に…(;^_^A
親との関係がぎくしゃくしているのでできれば来てほしくない気持ちもありましたが、万が一何かあったときに判断を迫られるのでこういう時は、親族の立ち合いが必要とのことでした。

手術当日までに麻酔科の説明や手術の内容の説明を受けていたので特に心配もなく、頑張るのはお医者さんってくらいでした。
お気楽なものです(;^_^A

手術時間になり看護師さんが迎えに来てくれて「車いす乗りますか?」と言われましたが歩けるのに車いすに乗るのもねぇ~と思って歩いて手術室へ行きました。
そして、自分で手術台に乗り、天井には空の写真が貼られてるなぁ~とか思いながらいろんな器具をつけられて…
麻酔科医に「麻酔入れますね~」と言われて気が付いたら手術が終わってました。

麻酔が効くまでの間、手術室では私の好きな曲を流してもらえました。
好きなCD持ってきてくださいと言われていたのでCDを持って行ったんです。
リラックスさせるためだと思うんですけど、そういう配慮ってうれしいですよね。
麻酔が聞いたら執刀医の好きな曲が流されるらしいけど…*2ケラケラ
すべての病院がそういう対応をしているとは思いませんが、私が通っていた病院ではそういうのをしてました。
局部麻酔の手術でも同じ対応をしてくださったので大好きな人の曲を聴きながら切られた思い出は忘れられません(〃艸〃)ムフッ

手術が終わった

麻酔科医の「麻酔入れますね~」から気が付いたら2時間くらい経過してて、術後すぐに意識が戻りました。
意識が戻ってすぐに看護師さんに「写真撮ってください」と言ってまだ朦朧としていて酸素マスクもつけて手術時につけられたヘアキャップもそのままの状態でピースサインで写真を撮ってもらいました。
看護師さんも唖然としてましたが、初めてのことなので写真撮ってみたのよね~記念写真。
この時は、再発するなんて思ってなかったし、最初で最後のことだと思っていたので…*3ケラケラ

無事、手術が終わり、左の胸には大きなガーゼが貼られてました。
乳輪のところから切開し、患部を摘出しました。
摘出した大きさは4センチ弱。大きくはないけどそんなに小さくはなかったようです。
切除した部分はしばらく、体液(リンパ液)が溜まるようで患部が張ることがあり、リンパ液の抽出を何度かしました。
これは、ふっとい管の注射でチューっと抽出するんです。
針は普通のなので刺すときは痛いけど張り感がなくなるので楽になります。
最初は、切ったところから出たりもしましたが、傷口が閉じると溜まるだけなのでしばらくはしんどかったかな。
そのうち、切除したところも落ち着くのか溜まらなくなりました。
私の場合、1か月くらいで落ち着いたかな…たしか、週1で通って3回くらい抜いたので…

次は放射線治療

手術後、放射線治療です。
私が通う病院には放射線療法ができる施設がなかったので大学病院に治療に行きました。
大学病院に行くのも初めてで…いや、初めてではないのですが…患者としては初めてかな*4ケラケラ
受付を済ませ地下に行き…患部にマジックで落書き…いや、目印を書いて照射していきました。
どのくらい通ったかな…10回も通わなかった気がしますが…覚えていない(;^_^A
目印は消えないようにしてくださいと言わました。
放射線治療自体は痛いとかはなかったですよ。
その後、何か副反応があったかというと私はそれもありませんでした。

抗がん剤の時もそうでしたが、よく言われる副反応はありましたが、そんなにひどいことはありませんでした。
最近は、薬もよくなっているのでしょうね。
昔はきっと副反応も強く出ていたのだと思います。
そのうち、副反応が出にくい薬も出てきたり、副反応が出ないような対処もわかってくるのだと思います。

タキソールなどの意外と副反応が出やすい薬について、投薬中に末端を冷やして血流を少なくすることで脱毛や、手先、足先のしびれを緩和する方法などが対処療法として出ているようです。
そうやって、医療も進んでいるんですね。

*1:´∀`

*2:´∀`

*3:´∀`

*4:´∀`